円地文子『小さな幸福、つつましい調和・・・結局人間が力限り根限り、叫び、狂い、泣きわめいて求めるものはこれ以上の何ものであろうか。』
日本の作家 円地文子
人間は平和を求めている。世界に争いがなければいい。それがすべてだ。
だが、争いを続ける人が後を絶たない。その理由はなんだろうか。なぜわざわざ人々の生活を脅かす真似をしてみせるのだろうか。
私は無宗教だ。まずは、
キリスト言葉の超訳として書いた以下の記事、
『愛は差別をしない。というか、「差」など人間が勝手に作った概念だ。』
『愛は差別をしない。エピソード.0』
これを見てどう思うかだ。
ダイバーシティ(多様性)がある故に、人々は争い、ダイバーシティがある故に、地球という一つの生命は循環して成り立つ。だとするとダイバーシティはあっていいのか、いけないのか。見るべきなのは以下の記事である。
『ダイバーシティ(多様性)があるのは良い。だが、個々各人の主体性が真理に則って成り立つ場合のみ、そこにダイバーシティがある。』
かくも複雑で繊細すぎる些事や部分の最適化は、容易ではない。異なった歯車を上手くかみ合わせる潤滑油にも、限界がある。だが、『愛』以上に優れた潤滑油があるだろうか。この世で最も資産価値の高い『愛』に、人は、どこまで気づけるかどうかが問われている。
見るべきなのは以下の記事だ。考え方を突き詰めていくと、最終的にこの考え方にたどり着くようになっている。
これは、下記の記事を踏まえた上でたどり着いた事実だ。
『世界平和の実現に必要なのは『真理=愛=神』の図式への理解だ。』
そしてこの上記の記事は、1,000人の偉人たちの言葉を通して捻出された記事だ。
『小さな幸福、つつましい調和・・・結局人間が力限り根限り、叫び、狂い、泣きわめいて求めるものはこれ以上の何ものであろうか。』
確かに、マザー・テレサがこう言ったように、
『私たちは偉大なことはできません。偉大な愛で小さなことをするだけです。』
それぞれがそれぞれの『目の前の幸福』を求めることで、世界平和は生まれる。だが、その時に忘れてはいけないのは、以下の黄金律だ。
16.『持つべき愛国心の『国』は国家のことではない。『地球』のことだ。』
『愛国心』という言葉も、国家も言語も、全て人間が決めたことだ。では、その『人間』とは、どういう存在なのか。
23.『人間が『幸せだ』と言ったのなら、そこにあるのは隠蔽だ。』
まさか、『知らない』わけではないだろう。無関心は罪。つまり、この世に罪人ではない人間はいない。
円地文子のこの言葉も、これらの黄金律を踏まえた上で心に響かせる必要がある。
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著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
関連する黄金律
この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。
2.『愛があれば全ては解決する。』
愛は没我であり、潤滑油である。円滑にいかない場所に愛はない。
関連する記事
『この世には、命よりも大事なものがある。しかし、それは『上』にあるのではない。だから、『命よりも上』という表現は相応ではない。『中心』にあるのだ。』
『全ての人間が自分のやるべきことをやらないと、世界平和は実現しないのだ。 』
『世界平和の実現に必要なのは『真理=愛=神』の図式への理解だ。』