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『真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。』(7ページ目)

・NEXT(関連する黄金律)

・⇐BACK(蛍のような『限界のある』光)

 

付録・メモ

ここに記載する内容は、『真理(愛・神)』であるとは断定できない。だが、どうも無関係ではないような気がしたので、メモをしている。栄養学博士であり、米国公認栄養コンサルタント(CND)試験に合格(日本人で最初の公認栄養コンサルタント)した、川喜多昭雄の著書『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうある。

脳に必要な栄養は

 

繰り返します。あなたの考え、あなたが話す言葉、すべてはあなたが食べるものによって創り出されるのです。だからこそ、我々が健康について考える時、すべての基本である『食べるもの』から考えなければならないのです。

 

薬は体にとっては不自然な化学物質です。多かれ少なかれ、副作用が生まれます。このことを今一度しっかり考えなければなりません。薬の使用は危険な病気の場合を除き、自分も騙すもので、短期的に結果を得るために、長期的な健康を犠牲にするものです。栄養の貧弱なものを食べていれば、脳も心も、そして体も貧弱なものになります。脳は水分を除くとその60%は脂肪でできています。ですから、脂肪の摂取が必要です。

 

コレステロールも必要ですが、食事から良い脂肪を取ることが重要です。確かに動物性の脂肪、主として飽和脂肪酸はできるだけ避ける必要がありますが、それらは、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸などの栄養素であるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、そしてAA(アラキドン酸)などを作るために必要になります。

 

DHA

 

また、脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリン、ドーパミンなどを作るための栄養素にも十分な量が必要とされます。年をとるとアルツハイマー病をはじめ、いろいろな精神病が発症します。それは、これらの栄養素が不足するからです。年取った人や女性には、脂肪の摂取を嫌い、サッパリしたものばかり好む人が多くいますが、これらの人は脳の為の重要な栄養素が不足しがちなので、精神病にかかりやすいのではと言われています。

 

あなたの脳が正常に働くためには、食べ物の栄養が不可欠です。科学物質(汚染物質、添加物)は、脳の機能と神経伝達物質に影響し、そしてそれが鬱や不安症、疲労や不眠症などの精神病に結びついていきます。食べ物への反応、アレルギー、そして過敏症も、またエネルギー・レベルを低下させ、あなたの情緒、そして精神状態に影響を与えます。

 

 

米国栄養学博士、井奥昇志の著書、『頭痛はこれで予防できる!』にはこうある。

癌という字は、『山』の上に『品』が乗っていますね。これは、『品物を山のように食べて病気になる』ことに由来するとも言われています。

医学博士、永田良隆の著書、『油を断てばアトピーはここまで治る』にはこうある。

排出型は、比較的若年・短時間で表れますが、貯蔵型は長い年月を経て発病し、おもに中年期以降に表れることが多く見受けられます。しかし、貯蔵型が発症すると命にかかわる重大な病となります。そういう意味で、アトピーというのは、身体にかゆみとして表れた警告反応なのです。つまり、食べ物が間違っていますよ、という警告です。

 

合気道3段、居合道5段であり、循環の大切さを訴える赤峰勝人の著書、『アトピーは病気ではないー今日から始める玄米・自然食ー』にはこうある。

百年前の食事に戻ればいいだけ

 

さて、病んだ命(食べ物)をずっと食べ続けているとどうなるでしょうか。そうです。病んだ食べ物からは当然、病んだ体ができあがります。それは、これ以上説明が要らないくらい当たり前のことです。

 

手抜き工事で造成されたビルや高速道路がどうなるか、知っているでしょう。部品に不良品が混ざった電化製品は故障ばかりで本来の力を発揮できません。劣化した灯油はストーブを傷めますし、粗悪なガソリンは車をだめにしてしまいます。つまりはそういうことです。人の体も同じことです。癌やアトピーや花粉症は、人工添加物や農薬や化学肥料を含んだ、弱弱しい命の食べ物を食べ続けた結果です。

 

化学肥料

 

健康になりたければ健康な食べ物、つまり本来の食べ物を食べればいいのです。本来の食べ物には、生きた命がいっぱい詰まっています。生きた命をいただけば、健康になるだけでなく、少しの食べ物で十分満足できるのです。人工添加物も農薬も化学肥料もなかった百年ほど前の食事に戻る、それだけでいいのです。

 

はるか太古の昔、人類創世の時からほんの百年ほど前までの長い長い時を、人は生きた命を含んだ本当の食べ物をいただいて、ここまで人という種の命のサイクルをつなげてきたのです。そのことを、今一度、謙虚に受け止めてほしいと思っています。そして、昭和の時代になって突然、農薬や化学肥料や食品添加物を必要としたことの不自然さを、もう一度考えてほしいと思っているのです。

 

この事実については、『ホンマでっか!TV』にて、数々の学者たちが同じような意見を言っているのを見てきた。たとえば、

 

『昔の人は、玄米のおむすびに○○(忘れたが、梅干し等の基本的な和食だっただろう)、それだけで元気だった。昔は車も電車もないから、飛脚たちは12時間かけて町から町へと移動した。その飛脚たちを見て外国人は、同じように馬で町から町へと移動した。すると、何とかかった時間が、飛脚と同じ12時間だった。外国人は、

 

日本人はなんて体力なんだ!きっと肉を食べたらもっと強くなるに違いない!

 

と思い、彼らに『肉食』を勧めた。だが、肉を食べた飛脚は、むしろバテやすくなってしまった。数時間経ったところで根を上げてしまい、結局は食生活を変えることでマイナスの結果になった。』

 

というもの。従って、彼らの意見は偏っておらず、一致している。

 

この『肉食』ということで言えば、興味深い話がある。育毛業界の開発プロデューサー、久田篤と、育毛法のカリスマ伝道師、佐野正弥の著書、『最後に読む育毛の本』にはこうある。

肉よりもバナナのほうがずっと良質なたんぱく質が含まれています。もちろん肉よりも消化も吸収も遥かに良いため、極論すれば、バナナだけでたんぱく質補充も可能なのです。単純に歯ごたえが物足りないので、満腹中枢が刺激されないために空腹感が残るのです。

 

映画界やスポーツ界などで活躍する有名人達は、実はこのことをかなり知っている人が多い様です。肉を極力避けている、または全く食べない人も少なくありません。レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、トム・クルーズ、マドンナ、カルロス・サンタナ、などの有名人は加齢を抑えるためにも肉食はしていないそうです。

 

肉食

 

獣肉を食べると加齢臭の元がつくられやすくなります。それは、肉には動物が排泄するはずだった老廃物を含んでいる為だからです。解体後の動物の老廃物まで取り込むことになります。それゆえ細胞が汚れ、疲労と老化をもたらすのです。

 

肉を食べると元気が出ると誤解しがちですが、これには理由があります。肉にしみこんだ老廃物はほとんどが尿素と尿酸。肉を焼くと、これらの老廃物が肉汁に含まれています。尿素とカフェインは構造が似ている為、ステーキを食べると精がつくとご認識するのです。

 

こうした物質を含んだ肉全般は消化されるのに時間がかかります。消化にはエネルギーを使うため疲労の原因にもなります。加齢臭の元ですが、長い間、肉食をしてきた結果、腸に腐敗便がつまった結果だと考えることができます。加齢臭がありますと、当然口臭も発生します。だからいくら香水や加齢臭専用の石鹸などを使っても、実は一時しのぎにしかなりません。

 

 

殺生戒を禁じる宗教はいくつかあるが、もしかしたらそれは真理なのだろうか。また、同じく本にはこうもある。

そもそも、どうして動脈吻合が起こったのでしょうか?それは、生活様式の変化により、人間の交感神経優位の時間が増えたことだと推測できます。昔、日本はコンビニなど存在しませんでした。夜間の仕事も極めて制限されていました。夜、街はごく一部を除き眠っていました。夕方からのんびりムードになり、周囲の騒音も静まり、夜中を過ぎるとテレビ番組も一切放映されていませんでした。動物や太陽が昇れば活動し、日が暮れれば眠りにつきます。極めて自然に近い生活パターンを人間も送っていたのです。

 

人間の神経は活動中にストレスが生じると交感神経が優位になります。一方、夕方から翌朝にかけての夜間は体内時計のサイクル上、副交感神経が優位になり、休みに備えます。そのことで身体を休ませようとするわけです。昔の日本の生活様式は極めて人の体に優しく理想的なものでした。

 

ところが現代の日本は夜中でも寝静まることはありません。特に都心では、夜中でもお構いなしにビジネスが盛んです。もちろん昼間と同じように男女とも働いています。過去の検証側からも、昼夜逆転した仕事をされている方の場合、発毛スピードがとても遅くなります。これは本来の体内時計に反した活動をしているため、身体に負担がかかりホルモンバランスも崩れてくるからにほかなりません。しかし残念ながら、夜中も活動しなければいけない生活サイクルが現代社会では当たり前になっているのです。

 

この生活サイクルが当たり前になってきた頃から、今まで薄毛とは無縁だった女性さえも、薄毛で悩まれる方が増え始めました。昼に活動し、夜は眠るという、人間本来の生活サイクルに逆らっているから、体内時計もホルモンバランスも狂うのです。

 

薄毛対策

 

人間の身体は生命維持をするため、何からのリスクを感じたら、重要な器官だけに集中して栄養分を回そうとします。リスクを感じた場合、生命維持と直接関係のない末端部分への栄養供給はカットしようとします。つまり最初にカットされるのは、髪なのです。『神様』に逆らった生活様式に身をゆだねてしまっているから『髪様』に見放されるのではないでしょうか?

 

これらの話は全て、『何らかの法則に逆らった』ことにより、『虚無』とまでは言わないが、減衰したり、損傷したり、『不幸』とまでは言わないが、しかしそれに匹敵するような目に遭っている。また、『麻薬』もそうだ。麻薬をやると人生を狂わせる。依存体質になり、あるいは自制心を失って、後悔する結末に至りやすくなる。また、覚せい剤をしている人間に『妙な斑点』ができるのを見ると、これも『何らかのサイン』と捉えることができる。

 

私も頭痛薬を乱用したことがあるが(頭痛は治っているのに連続で飲み続けた)、往々にして、頭痛があるときに飲むと何もないが、頭痛がないときに飲んでしまうと、いつも体の胸や顔のあたりに『吹出物』ができてしまう。これも『何らかのサイン』と捉えることができる。

 

その他にも、

 

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • バストアップ(が必要な体形)

 

バストアップ(豊胸)

 

には、

 

  • 姿勢が悪い
  • 楽をしている(筋肉ではなく、骨を酷使している)
  • 椅子や布団を間違えている
  • 仕事のやりすぎ

 

等、往々にして『基準から逸れた』何らかの原因があることが多い。これも全て専門書を読んでわかったことである。また、これは『命』や『病気』、あるいは『尊厳』に関する問題なので、安易に『逸れた結果』だということはできないが、

 

  • 放射能
  • 枯葉剤

 

を浴びてしまった人間はどうなってしまうだろうか。また、

 

  • エイズ
  • エボラ出血熱

 

は、どうしてなってしまうのだろうか。そして、AFP BBNewsにはこうある。

バングラデシュの4歳の少年が、老人のような外見に変化する奇病にかかり、首都ダッカ(Dhaka)にある同国最高峰の病院に検査入院した。貧しい農家の子どもであるバヤジッド・シクダル(Bayezid Shikdar)君(4)の悲惨な状況を知ったダッカ医科大学病院(Dhaka Medical College Hospital)の医師らは先週末、バヤジッド君の病気を無償で診断・治療することに合意した。バヤジッド君は生まれつき手足や顔の皮膚がたるんでおり、その症状に関連して心臓、視覚、聴覚に問題がある。

 

(中略)医師らは当初、生後幼くして急速な老化が起こり、深刻な合併症を引き起こす早老症を疑った。だが、ダッカの病院は精密検査が必要だとして、慎重な姿勢をみせている。同病院のやけど・形成外科長のアブル・カラム(Abul Kalam)医師は「早老症ならば、時間が経つほど老化は加速される。しかし、両親によれば、バヤジッド君の老化は最近止まっており、改善がみられる。現在は彼の症状を検査しているところで、皮膚のたるみに加え、心臓、耳、目、性器に問題がある」と語った。

 

バングラデシュの地方部では、いとこを含む親族との近親婚が一般的にみられるが、 バヤジッド君の先天的な症状はそうした近親婚の結果である可能性もあるという。

 

ここに出ている問題は、

 

  • 原子力発電
  • 同性愛
  • 近親相姦(あるいは近親婚)

 

といった、極めてセンシティブな問題である。今の時代、同性愛を認めないほうがおかしい常識は蔓延しているから、安易にそれを決めつけることはできない。しかしやはり、原子力発電や近親相姦は、真理から逸れているのだろうか。ここに書いたものが『真理(愛・神)』とどう関係しているかはわからないが、確かに何らかの『法則』が存在しているようにも見える。

 

 

・NEXT(関連する黄金律)

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