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『人生のあらゆる艱難辛苦とは、バネにかかる圧力である。』

意味

バネがある。あれに圧力をかけると、縮む。だが、縮むのは往々にして一時的だ。バネの反発力よりも強い負荷がかかればバネは破壊されてしまうが、まあ、バネというものはなかなかどうしてそう簡単には潰れることはない。負荷がかかり、一時的に潰され、縮んだそのバネは、一見すると弱っていて、縮こまっていて、絶望的で、いかにも悲観視しやすいように見える。だが、実際は蓄えている。弱っているのではなく、エネルギーを蓄積しているのだ。

 

ブッダの超訳記事、

 

で書いたのはこうだ。

『理不尽な環境に精神を踏みにじられた』とき、

(こういう状況を経験することは、自分にとってプラスだ。自分がこういう経験を知ることで、同じような思いをする人たちに、的確な助言が出来る。

 

『寒さに凍えた者ほど、太陽の暖かさを知る。人生の悩みをくぐった者ほど、命の尊さを知る。』

byホイットマン

 

まさにこれは、『教育実習』。自分はその実習を受けた身として、迷える人々に手を差し伸べる責任があるのだ。)

 

強いられているのではない。『蓄えている』のだ。それさえわかれば、この世は何と生きがいのある人生だ。生きれば生きるほど、エネルギーが蓄積されていく。そしてそのエネルギーで大きな大きな花火を打ち上げるのだ。それが人間の矜持だ。

 

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