ブランディング22の法則
■著者:アル・ライズ
たとえばこういうことだ。
『スターバックスのコーヒーは飲みたい。
だが、スターバックスがジーンズを出したら、みんなはそれは履きたいと思うだろうか。』
多分、多くの人がそれを履かないだろう。
同社は、もしどうしてもジーンズを販売したかったら、違う名前でやればいい。
調子に乗って異業種に手をだし、軽はずみに失敗し、本業の名前を汚すようなことをしてはならない。
コーヒーと言ったらスターバックスだよね。
焼肉と言えば叙々苑だよね。
高級車と言ったらベンツだよね。
コーラと言ったらコカ・コーラだよね。
スポーツカーと言ったらフェラーリだよね。
ブランディングとはそういうことである。
まずは自分のブランディングに全力を尽くし、あとは欲張り、そのブランドを傷つけないこと。それが非常に、重要なのである。