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孔子『国を安定させる3つの条件とは。』(超訳)

儒教の始祖 孔子画像

内省

弟子の子貢が尋ね、孔子は答えた。

『国を安定させる為には3つの条件がある。』

 

  1. 軍備
  2. 食糧
  3. 信頼関係

 

この3つだ。そして、この中でまず最初に犠牲にするとしたら、 迷わず『軍備』と言ったという。

 

今、日本はちょうど『集団的自衛権』の話をしている。それを断固として拒絶しようと、憲法9条を守る日本国民全員をノーベル平和賞に受賞させようと立ち上がった女性もいる。倫理や道徳で考えても、間違いなく武力はいらない。武力のない世界こそ、人間の在るべく姿である。孔子も法律は必要ないと言ったぐらいだから、当然、武力など必要ないと考えているのだ。

 

アインシュタインは言う。

 

確かに武力があればある程度の『カウンターインテリジェンス』にはなる。だが、武力があってもテロ行為や戦争はなくならないではないか。だとしたらたった一つの原則に集中するべきだ。武力は人間にとって、必要がないのだ。

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

顔淵第十二-七

民、信なくんば立たず。

関連する『黄金律

『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』

『持つべき愛国心の「国」とは国家のことではない。「地球」のことだ。』

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