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ブッダ『まさか、その上辺の儀式をやればそれでいいと思っているわけではあるまい。』(超訳)

仏教の開祖 釈迦画像

内省

上辺だけの儀式を今すぐやめるべし。意味がないことをして、敬虔深い人間だと装うのをやめるのだ。まず、『仏像が存在する』時点で、もう間違えている。釈迦は、『個人を崇拝するな』と言って、崇拝の的となることを拒絶した。その教えは長い間守られていた。しかし、さらに長い年月が過ぎ、その『掟』を破る人間が現れた。どんなに『違う道』を考え付こうが模索しようが答えは一つだ。

 

『自分の心に目を向ける』。

 

これ以外の事に目を向ける時間は、全て水の泡になると考えた方が良い。どれだけ素直かが問われているのだ。

 

素直じゃない人間は自分の心と向き合えない。長い間自分の心と向き合わない人間を、例えばエアコンで例えると、長い間掃除をしていないエアコンと同じだ。ほこりっぽくて異臭がする。しかし本人はこう言う。

 

僕は、自分の汚れを見たくないんで、掃除はちょっと。

 

驚くなかれ。私の部下に、実際にこう言う人間が居たのだ。そしてその『エアコンから流れて来る風』はどういうものか、わかるだろうか。自分と向き合うことで恩恵が得られるのは、自分だけではない。そう考えただけで、良識ある人間なら、やろうと思うはずだ。そう思わないなら、そもそも『それが原因』だったのだ。そういう人間こそ、自分と向き合うことで救われるだろう。

 

騙されたと思って向き合うことだ。この世にある一切の本や儀式や宗教や人の意見や何もかもが、それで得られる効果の、足元にも及ばないことを悟るだろう。

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

仏典

相応部経典。

関連する『黄金律

『自分の心と向き合った人間だけがたどり着ける境地がある。』 “] 『真の礼儀とは。』

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